社長になったその後と、これからの道のり

2010年から東京⇄鹿児島の二拠点生活。小さな会社を経営するヒラノマリナの日々の記録。

母の日に込めた思いと、かたち

今回の東京行きの飛行機は、

泣かなかった。

 

というより低気圧の影響で

飛行機が揺れまくりボンバーで

それどころじゃなかったです(笑

 

さてさて

 

MARapelarの新商品発売へ向けて

全力で動いてるわけですが、

そこに込めた思いを綴ります。

 

漠然とですが、母が病気になってから

母のいない母の日がくるかも

しれないことがどこか不安で、

 

来年も無事迎えられますようにと、

祈るように過ごしていた気がします。

 

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そして大好きな母が旅立ち、

本当にそんな日がきてしまった。

 

このどうしようもない気持ちは

泣いても泣いても消化されなくて、

ただただ寂しくて苦しい。

 

だからこそ、今回どうしても

母の日に新商品を出したいと

思いました。

 

とてつもなく寂しい気持ちを

私自身が少しでも力に変えて、

母への感謝の気持ちとして

形にしたかった。

 

どうなるかわからないけど、

少し前向きに進める気がしました。

 

その商品は、マールアペラルを

いろいろな業種の人たちにも

気軽に使ってもらいたい気持ちで、

去年から試作を進めていたものです。

 

 

母の看病をする中で、

消毒するためによく

手を洗っていたこともあり、

市販の肌に優しいもの

を選んで使っていたものの、

手が乾燥で荒れてしまったりと、

 

もっと優しいものがあればいいなと

 思っていました。

 

そんな中、試作も最終段階に入り、

母も喜んで使ってくれていました。


天国へ旅立つ前日も、

香りで癒され病室がほっこり

していました。

 

母との温かい思い出の商品

でもあります。

 

母の日に最愛の母がいないのは

耐え切れません。

 

でも耐えて進まないといけない。

 

そんな弱音を吐いてたら

母に怒られるもんね。

 

だからこそ、心を込めて

届けたいと思っています。

 

母がいっぱいのお花に

包まれるように

パッケージにはお花のイラストを。

 

 

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母が好きだった

カレンデュラマリーゴールド

と優しい野花

 

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優しくて温かくて

かっこいいお母さんへ

 

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マールユナイテッドのみんなで

心を込めて取り組みました。

 

いつも温かい愛を

ありがとうございます。

 

人生のささやかな日常に

優しく寄り添いたい。

そんな思いです。

 

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・クリエイティブディレクター / 川畑真希子

(香りの調合、テクスチャー等中身のディレクション

・ロゴパッケージデザイン / 江頭広眺子

・イラスト / 佐藤彩

・デザインチーム/ 相良弥生

・コピー、企画、アイデア

フクマリエ、中野祐希栄、石部直子、田平みずか、二見絵莉子

・WEB / フィリアデザイン

 

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